2017-03

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なんでミドリイシが病気になるのか?

プロバイオティックマリンフォーミュラの大量投入により共肉ベロンチョが収まりつつある

120cm水槽ですが、「なんでSPSが感染症にかかるの?」と思い色々調べてみたところ

面白い記事を見つけました

いろ~~んな記事から得た情報で裏が取れてないのでご参考までに



SPSの感染症と聞くとまずビブリオ菌由来のものだと良く言われていて

それは実際そうらしいです。

でもこのビブリオ菌、実は海水中には良くいるいわゆる「常在菌」らしく

これによって感染症を起こすのは著しく細菌の濃度が高くなってしまうか

生体の免疫力が低下しているかという話になるそうです。

食生活でも腸炎ビブリオとか発生しますから、海水中にはいるんでしょうね~

で、まず海水中の細菌濃度が高くなってしまう原因としては

環境汚染、水槽では炭素源の投入等で増えるかも?(家の場合)

あと海水温の上昇、18℃以下だと増殖スピードは遅くなるそうで

という感じです。


次に「なんでSPSの免疫力が落ちるの?」ということですが

これがなんとも面白い記述がありまして

「SPSの免疫力は単純なもので褐虫藻や共生細菌などから抗生物質をもらって保っている」






ほぉ~~~~~~~~~~

これは目から鱗がポロポロ落ちました

あと違う記事では

「どうやら一部のSPSはヒラムシの一種と共生関係にあり、そのヒラムシがいなくなると感染症を起こすっぽい」


という記述も見つけました

いままで厄介者として嫌われたヒラムシにも良いのがいるんですね~


で、褐虫藻が抗生物質を供給するというのは培地に褐虫藻を入れたのと入れないので細菌の

増殖スピードが全然違うということから裏がとれてるっぽいです。


ということは

昔から良く言われている

「強化照明で飼われているミドリイシはRTNになりやすい」とか

「綺麗なミドリイシからダメになる」

っていうのもつじつまが合うわけですよね

だって強化照明で殺藻してしまったり、共肉の色が見えるミドリイシほど綺麗に見えるというのは

ZEOvitでも言われていることです

それに
SPS自体地域によってかなり種類があって、それぞれに独自の生態があってもおかしくはありません
し、そう思ったほうがむしろ自然かもしれません。

だから場合によってはミドリイシを食べてしまうヒラムシを恐れるばかりに、リバイブ浴して必要な

ヒラムシや共生細菌を殺してしまって免疫力が落ちてしまうSPSもいるという事かと

あと共生細菌やヒラムシが必要とする独自の栄養素があるかもしれません

それが欠乏傾向にあり、徐々に必要数を維持できなくなってくるとSPSの免疫力が落ちるとか



でここからが私の仮説ですが

良くあるSPS慢性感染症水槽の出来かたは

強化照明&極度の貧栄養化による褐虫藻の弱体化
    ↓
褐虫藻からもらえる抗生物質の量が減る&共生菌に必要な海水成分も枯渇してくる
    ↓
免疫力の低下したSPSが常在しているビブリオ菌にやられる
    ↓
ビブリオ菌がSPSを捕食して異常繁殖
    ↓
そこそこ免疫力の弱った次期感染症発症予備軍のSPSもやられる
    ↓
ビブリオ菌更に増える

というスパイラルに陥ってしまうのではないかと


でも栄養塩が増えると今度は海藻にSPSがやられてしまうので

貧栄養化は必須条件です。


そこでZEOvitですが、どうやらサンゴに栄養を供給する細菌を増やすような事が書いてあります

サンゴに有益なバクテリアを優勢にし、有害な細菌の濃度を減らすので今まで以上、褐虫藻を

減らしてしまっても飼い続けることができるのかな?だからゼオライトの使用数が厳格に定められて

いて限界以上に褐虫藻を減らすこと防いでいるんじゃないかと


じゃあ一般水槽ではどうしたらいいの?と言うことですが

まず水槽の細菌数と光量のバランスを取る事(細菌数によって必要な抗生物質の量が変わるから)

やばいなと思ったら今より弱い光をなるべく表面積を多く当てるのがいいっぽいです


次にやっぱり特殊な生態をしているミドリイシは飼うのが難しいと思います

特定の海域にしかいないヒラムシが必要だったり共生細菌が特殊だったり

ようは水槽によって飼えないミドリイシは出てくるんじゃないかと

そういう時は感染症が出た初期の時点であきらめることも必要かもしれません。

あと、飼いたいミドリイシとライブロックの海域を合わせたりするのも効果的かも

最後に、もしかしたらよその海域の近しい種を共生細菌として活用できるSPSもいる

かもしれません、そういうときには天然海水での換水もそういった菌の補充という意味で有効かも

天然海水には人工海水には含めれていないと思われる極少量の劇毒物も入ってます

そういった物質を必要とする褐虫藻や共生細菌もいるかもしれません


いろんなことが考えられるので非常にとりとめも無い文章になってしまってすみません。

今後共生細菌について研究が進めば、SPSのミューカス中の細菌を培養した

「SPS免疫力活性剤」みたいのができるかもしれませんね


とりあえず褐虫藻を増やすために照明を少し離して

他のクリップ式蛍光灯等使って今まで以上に多方面から光を当てて免疫力を向上させてみます。

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テーマ:リーフタンク - ジャンル:ペット

コメント

sebaeさん、
面白い記事ですね。そのうちサンゴのための抗生物質が販売されますかね?アミノ酸がそれっぽい気もしますが、どうなんでしょうか?
なんか結論的には、SPSの色揚げはSPSを危険に曝している、となりそうですね。適度な照明と適度な栄養がある海水で飼育するのが「生体にとって」はベストということですかね。
白化が始まったSPSですが、白化が止まり、すでにそこを覆うように成長してきています。ちょっと驚きです。

ところで、前回のコメントで黄色のSPSがバロメーターを見るのによいと書きましたが、あれは完全に立ち上がった後での話です。ですので、黄色のハイマツなども候補にいれてよいと思います。私が言葉足らずでした。。。立ち上げの初めに入れるのは、丈夫なサンゴがよいというのは変わりません。

>TAKAさん
抗生物質配合のサンゴフードとかでるかもしれませんね!
どうやら共生細菌はミューカスを栄養源としてるらしいので
ラクトフェリンとかを与えても効果がありそうかなぁ~と感じてます
アミノ酸と抗生物質の関係は勉強不足で分かりませんが
アミノ酸も海中から摂って(プランクトン等を捕食して)いるのであれば
補ってあげることは効果的ですよね
今出ているアミノ酸自体が直接抗生物質ということは無さそうな気がします

SPSの色揚げですが
自然の海では光の量と褐虫藻の量そして環境中の病原菌の量のバランスに
対応できる種が生存できると思います
なのでより色揚げしようと思った場合素人考えで間違ってるかもですが
・定期的に大量換水して細菌数を抑える(細菌の増えるスピードと換水量が問題)
・超高性能殺菌灯を使って(水産現場とかで使われているもの)細菌数を抑える
・ヨウ素をしっかり規定値にあわせて適度なバクテリアバランスを作る
・定期的に無殺菌の天然海水を投入して菌種を増やす(リスク有り)
・ZEOvitのようにその水槽の優先種を作ってしまって病原菌の個体数を抑える
といった手法でサンゴが病気になりにくい環境を整えながら
徐々に照明を明るくしていけばいいのかなと
食用カキをトリートする時に使うような殺菌灯が欲しいですorz
白化が収まって共肉が覆ってきてるとは素晴らしいです
バクテリアバランスの保たれた良い水槽なんでしょうね!

黄色いハイマツ綺麗ですよね~
最初出来るだけブリードの丈夫なのを入れて一ヶ月くらい様子を見てから
黄色いハイマツも狙ってみますね!
アドバイスありがとうございます

とても興味深い考察ですね!
勉強になります。

うちのタンクも『ロウソクが消える前の輝き』水槽と言われています。汗
事実、過去にRTNの蔓延を2度ほど経験しております。
パステルに色揚がりはしているが、なんかか弱い雰囲気があると言うか・・・。
先端の成長はソコソコなんですが根元の広がりとかLRへの活着とかが遅い・・・。

殺菌に関しては以前アクアレベルの殺菌灯は使っていたのですが、
どーも効果が???(特にビブリオ菌系に)なので、今は使っていません。
代わりにオゾナイザを炊いています。

SPSが直接捕食できる給餌(栄養素)はまだコレと言ったモノは製品化されていない気がしますが、最近でてきたLSSのライブシリーズを試しています。(PicoPure)
しかし、これもLPSの成長はターボがかかるので、効果はあるのですが、
SPSには目立った変化はありません。やはり現在はZEOvitが一番なのかな~。
sabaeさんのレポートに期待してます。(^^)/

相変わらず勉強になるような記事で。
うちのミドリイシが病気にならないのも、
色が茶色いからですね! いいのか悪いのか?

いつも参考になる記事を書かれますが、
今回は特に興味深かったですよ!

>さえぱぱさん
そんな、素晴らしい色合いのSPSを維持されてらっしゃるじゃないですか
根元の不調はプロショップとかでも良く見かけますから
目安程度の感覚でも良いかもしれませんよ
オゾナイザーの殺菌効果は素晴らしいですよね
自分も使いたいのですが活性炭の使用とか色々考えてしまって
まだ使ってませんorz
エサは少なからず細菌数を増やすでしょうからね~
B-4マリンという商品は説明書には病原菌より圧倒的に優勢種になると書いてあったので今後定期的に入れてみるつもりです。
そういった分解者がいる状態なら多少の給餌も問題なければいいなぁ~と希望的観測をしています。
あとは今やってらっしゃるように植物プランクトンを与えて間接的に動物プランクトンを増やしSPSの給餌するというのも自然で良さそうですね

>オーシャンマンさん
珊瑚礁の減少が話題になるようになって研究も進んできてるんでしょうね
沖縄のサンゴの健康度早見表だと茶色いものほど健康ということになっています
でもやっぱり色揚げしたいですよね~
細菌の事とか意識しながら照明を強化していくのが良いんじゃないかな~と
今後そういった方向で実験してみますね

>sabaeさん

お褒めいただき恐れ入ります。汗

B-4マリンもプロバイオティックマリンフォーミュラも善玉バクテリアとしては有名ですが、
けっこーなお値段しますよねー。>_<

善玉悪玉バクテリアを計測できる試薬とかあればいいんですけどね。笑

>さえぱぱさん
しかもB-4とプロバイオがビブリオ菌と競合するかどうかは
まだ分からないんですけどねorz
でも最初に大量に入れてあと毎日チョビチョビ入れてる感じだと
添加剤の購入費とさして変わらない印象です。
>善玉悪玉バクテリアを計測できる試薬とかあればいいんですけどね
それ良いですね~ 、是非欲しいです。
細菌数を見ながら水換えのタイミングを計ったり色々使えそうですね

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